ラベル サッカー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル サッカー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2013年8月18日日曜日

シャルケ(第2節ヴォルフスブルク戦)のこと

第2節が行われた。

シャルケ側の前節との変更点は、まず、CBがマティプではなくフェリペ・サンタナだという点だ。
全節やらかしてしまったマティプは控えに回され、サンタナがスタメンに置かれている。
今季からヘーベデスは昨季と逆の左側のCBで固定のようで、サンタナは右側のCBとしてマティプと入れ替わっている。
そしてボランチはノイシュテッターではなくヘーガーが起用されている。
怪我で代表を見送ったドラクスラーは大丈夫そうだ。

対するヴォルフスブルクは、バイエルンから移籍したグスタボがいきなりスタメン。
そしてトレーシュが右SBに置かれている。
トレーシュは2011年にシュトゥットガルトからヴォルフスに移籍した選手だ。
当時はドイツ代表にも呼ばれており同時期にシャルケも獲得を狙っていた選手である。
彼は基本的にボランチをやりつつ右SBもやるという選手であり、長谷部と非常に似た役割を担う。
グスタボが加わり、トレーシュが序列の上にきていることは、長谷部にとってかなり厳しい状況であろう。
グスタボは左右に動いてビルドアップに加わり、連携も問題なさそうだ。
そして、パワーと技術のあるFKや競り合いの強さをCBナウドが見せてくる。
ジエゴもジエゴ的な動きをみせてくる。

第1節ではハノーファーに2-0で負けてるからチームはそこまで出来上がっていないだろう。
そう思っていたが、どうやらそうではなさそうだ。明らかにシャルケは押されている。
そこで調べると、前節のヴォルフスブルクは9人で試合をしていたようだ。


試合は動かず後半に。
CK、先週と同じような形で失点。

…と書いたところまでで、中継を見ながらのブログ作成は終了されている。

4-0でシャルケは敗北した。

★★★

その他のメモ。

ドルトムントは昇格チームのアイントラハト・ブラウンシュヴァイクを2-1で下しています。

途中から出場したホフマンという謎の青年が活躍していました。7番を背負う謎の青年です。
彼は、2011年にドルトムントに加入し、今年の4月にトップデビューを果たした選手です。
プレシーズンマッチでの評価がよく、点の動かない後半23分に大きな期待とともに投入されています。
そして彼は期待に応え1点目を奪い、さらにPKをとり、これをロイスが決めました。

バイエルンは前半13分のマンジュキッチのゴールを守り切り、地味な展開で、アウェーでフランクフルトに0-1の勝利を収めています。
前節で起用のなかったシャキリがスタメン起用され、同様に起用のなかったチアゴも、そのシャキリとの交代で後半20分に投入されています。
あれ、ハビ・マルティネスは…。

ヘルタは、試合開始直後、「PA内でパスに反応し飛び込みGKと競り合う細貝」という貴重なシーンがありました。そこに象徴されるように、かなり前目でも動きまわっていました。ちらっとみたけどのびのびやっていて、「あれ、こんな選手だったっけ」と思うくらいのそれでした。

そのヘルタの対戦相手であるホームのニュルンベルクは、1-2で迎えた後半44分にFKのチャンスを得ました。そして清武が素晴らしいFKを決め、引き分けに持ち込みました。

マインツの岡崎はフル出場。得点はないものの、いまや驚かなくなったキレのいいドリブルなども披露しました。また、チームメイトともうまくやれているようです。

2013年8月12日月曜日

シャルケ(第1節ハンブルガーSV戦)のこと

ついにブンデスリーガ13/14シーズンが開幕しました。

バイエルンは3-1でボルシアMGを下し、ドルトムントはスタメン起用されたオーバメヤンのハットトリックもあり4-0でアウグスブルクを圧倒し、2強はその力を示しています。

また、日本人は、移籍組がいきなり活躍を見せました。

ヘルタとフランクフルトの試合では細貝選手がボランチで先発出場しました。

長短のパスを散らし躍動した細貝選手の活躍もあり、ヘルタは6-1とフランクフルトをチンチンにしています。「チンチンにする」というのはいつの間にかサッカー用語みたいになっていますが、ガンバ時代の安田理大選手がよく使っていたイメージです。また、細貝選手はブンデス公式HPによるこの試合のMOMを獲得しています。

フランクフルトのGKは昨季のシャルケ戦でもとんでもないセーブを連発していたケヴィン・トラップ(ドイツ代表の第三GKでもあります)。6失点、完全に守備が崩壊しています。トラップは、ドイツ紙キッカーによる昨季のベストイレブンに、ノイアーを押さえて選ばれています(内田選手がラ―ムを押さえて選出されてしまい、本人含め微妙な反応をするほかなかったファン投票によるベストイレブンとは別のやつです)。ちなみにドイツ代表の第二GKはこのあとシャルケが対戦するハンブルガーSVのアドラーです。

そして、シャルケの試合の直前には、マインツとシュトゥットガルトの試合が行われています。

この試合で岡崎選手は、古巣相手に得点を決めました。数人に囲まれつつも中盤でボールをキープし味方に預ける岡崎。そのままゴールへ走る岡崎。ロングボールをエリア内で受ける岡崎。ザキオカターンをする岡崎。左足でDFの股下を通しゴールを決める岡崎。マインツ背番号23オカザキ。直後にCKに対しヘディングでゴールの危機を救った岡崎。オカザキ。オカザキ!オカザーキ!

この試合を見ても感じましたが、ドイツのGKの質はかなり高いです。わりと守備が崩壊めでもロースコアにとどまるのは、GKが最後に帳尻を合わせているからです。

ちなみに、この夏にシャルケからマインツへ移籍したクリストフ・モリッツ選手と、同じく今夏にドルトムントからシュツットガルトへレンタルされたモリッツ・ライトナー選手は、ともにこの試合に出場していますが、同じ時間にピッチに立つことはありませんでした。姓にも名にもなる「Moritz」の正体は掴めませんでした。


★★★

第1節、シャルケはハンブルガーSVをホームで迎えた。

昨季は11月のアウェイで3-1で敗れているが、4月末に行われたホームでの対戦ではフンテラールのハットトリックもあり4-1で下している。特段の苦手意識はない相手である。

ハンブルガーSVは、以前も述べた通り、先月、30分ハーフで行われるテレコムカップで0-4でバイエルンにボコボコにされている。

また、先月末のテストマッチで2部所属のドレスデンの対戦でも0-4で大敗している。これに関し、ロッカールームでSDのクロイツァーさんが激おこだったという情報が入っている。その記事のタイトルは『HSV強化部長:「こっちもグッチ、あっちもグッチ!」』という臨場感のあるもののだった。調整がうまくいっていないのか、それともこの説教でチーム状態が上向いたか、それは不明である。

ちなみにシャルケの昨年の第1節は、アウェーでハノーファーと2-2で分けている。



キックオフ。

試合は早々に動いた。カウンターでドラクスラーがフンテラールにパスを送る。GKの位置と体重のかけ方を見極めたフンテラールが冷静に押し込んでシャルケが先制する。

しかし、マティプのハンドによりすぐにPKで返される。PKの判断に抗議をせず悲しそうな顔をする3日前に21歳になったばかりのマティプ。キッカーはいつの間にかハンブルガーに帰っていたファンデルファールトだった。これが決まり悲しそうな顔をするマティプ…。

足を踏まれたドラクスラーは下げられ、1つ年下の18歳レオン・ゴレツカと交代。水曜のパラグアイ戦のドイツ代表メンバー21人のうちに、ドラクスラーは最年少で入っている。大事に至らなければいいが。

その交代の直後、ロングフィード。からのクロス。からのヘッド。一瞬のカウンターで再び失点。

焦る時間が続く。しかし前半終了直前、CKのチャンス。ショートコーナーを選択しクロスが上がる。これをフンテラールが押し込む。自信に満ちたオーラがある。今季はいけそうか。サライが来たことによって奮起したんですかね。フン起したんですかね。

前半が閉じられる。先制直後のPKやドラクスラーの負傷交代といったアクシデントもありつつ、前半の内に同点に返しておけたことは大きい。

後半の立ち上がり早々、ハンブルガーにCKのチャンス。これをファーで合わせられ逆転されてしまう。

CKの守備は、背の高い選手は、ニアにブロックをつくるか直接相手選手のマークにつく役割を任される。他方で背の低い選手は、ファーサイドのゴールライン上に立ち、空間を塞ぐ役割を任されることが多い。今回も内田選手はその位置にいた。ファーでマティプが競り負け、ヘディングで合わせられてしまった。ボールは内田選手とGKのヒルデブラント選手の頭上を超えていった。

ちなみに先の試合でヘディングでスーパークリアした岡崎選手もこのファーの空間を塞ぐ位置にいた。ちなみに同様の理由で、CKやFKのときに最後列中央センターラインの少し前に一人で構える役割も、内田は任されている。

ノイシュテッターに代えアダム・サライ投入。バタバタする。落ち着く。バタバタする。落ち着く。完全に引かれてしまい、なかなか崩せない。無理めな態勢での内田のフンテラールへのクロスや、遠目でのミドルの選択など、リズムに変化をつけたところでチャンスは生まれていく。

そんな中、クレメンスがミドルを放つ。シュートコースはほとんどなく、DFの人数も相手の方が上回りブロックがつくられていた。とはいえリズムに変化をつけるという点では悪くない選択であろう。しかし、やはりシュートコースはなく、シュートはGKの真正面。GKアドラーは両腕でボールをつかむ。しかしボールはこぼれる!そこをサライがつめる!押し込む!同点に持ち込むことに成功した。

シュートで終わることも大切だ。Jリーグを2連覇した監督でもある松木さんが常日頃「シュートで終わる意識!シュートで終わる意識!」とおっしゃっているように。シュート意識は、このように何かしらのアクシデントで点が入る可能性があるため、攻撃のための意識という側面もある。他方で、守備のためでもある。とりわけ前掛かりになっているときは、後ろの人数を確保するためにもシュートで終わることが必要になる。数年前から、脳内松木さんが叫ぶことが多くなった。

その後はお互いにチャンスが生じる。フクスのFK。いい感じにエリア内でこぼれた。マティプが受け取る。ゴールは目の前。シュートコースもある。ボールは左にそれる…。マティプの悲しそうな顔…。


昨年も第1節は分けた。しかしその後2連勝している。立て直すことを期待したい!


★★★

試合後、ドラクスラーの代表離脱が報じられている。全治等は不明である。心配だ。。

2013年8月7日水曜日

シャルケ(DFBポカール1回戦)のこと

本格的に夏ですね。13/14シーズンが始まりました。

★★★

週末のリーグ戦開幕に先立ち、DFBポカール1回戦の32試合が行われた。シャルケは8月5日に5部相当のリーグに所属するネッティンゲンと対戦している。

DFBポカールとは、ドイツカップとも呼ばれ、ブンデス1部と2部のクラブに加え3部の前シーズン上位4クラブ等が加わった64チームで競うカップ戦である(日本でいう天皇杯にあたる)。負ければ終わりの気の抜けないトーナメント戦(ノックアウトラウンドと呼ばれる)であり、1回戦では8月2日から5日の間に32試合が行われている。対戦相手は抽選で決められるが、1部所属チームは1回戦は下部のチームとあたる。なかなか波乱は起きないが、プレシャーなく気合十分の相手に足をすくわれることもなくはない(これも天皇杯と同様である)。今回でいえばブレーメンが3部のザールブリュッケンに3-1で敗れるなどということも起き、なかなか油断はできないものとなっている。

ネッティンゲンは、多くの場合ポカール1回戦がそうであるように、がんがんプレスをかけて気合い十分で立ち向かう下部チームであった。前半にはシャルケより多く決定機を迎える。対するシャルケ、気になる公式戦初戦は、フンテラールとサライを同時起用した2トップという布陣で迎えた。1トップでドラクスラーをトップ下とした場合に、バストスが抜けたため、左サイドの駒に不安を覚えたのかもしれない。

「左でつくり右でしとめる」というザックジャパンのようなチャレンジを繰り返すシャルケ。先制点はこのチャレンジが結実した形となった。昨シーズンは若手コラシナツに場所を奪われたフクスのクロスを、中央のサライがスルーし、ファーで受けたフンテラールがこれをダイレクトでゴールに沈めた。セットプレーを多くの場合任されてきたフクスの足元、サライの視野、フンテラールの決定力、という3人の良さがまさに現れたシーンだった。

後半になっても点差は1にとどまり、依然相手はいきいきとしていたことから、ヘーガーが下げられ、出場する予定のなかった内田が投入された(前日にスタッフから、コンフェデ等により合流が他のメンバーより遅れたことを理由に、起用されないことを告げられていたそうだ)。さらにサライをバルネッタと替え、フンテラール1トップでドラクスラーをトップ下とする布陣となった。やはり左サイドのバルネッタは若干心許ない。もっとも、器用さを有する故にSB起用までされてしまうバルネッタに対しては、長谷部や細貝に対するものと似た気持ちを覚えるので、個人的には応援している(バルネッタについての詳細は以前も述べた)。

相手選手に苛立つドラクスラーを内田がなだめるシーンもありつつ(内田がヘーベデスに審判に抗議にいくよう指示を出したところでTwitterのTLは盛り上がっていた)、そのドラクスラーはゴレツカと交代。そして終了間際18歳のゴレツカが猛ダッシュし、フンテラールとのワンツーで抜け出し素晴らしいゴールを決めて2点目。移籍後公式戦初ゴールとなるゴールが決まった。



はっきり言って苦戦してしまった。とはいえ、ここは柱の男のリーダーであるカーズ氏の哲学を思い起こすべきである。「勝てばよかろうなのだァァ」は、カップ戦に対する心構えでもあると言われている。悪い結果ではなかったといえよう。

日曜はいよいよ開幕戦、ハンブルガーSVとの試合。期待したい。

2013年7月31日水曜日

7/7~7/31のサッカーのこと

★ブンデスリーガ

バイエルンに4年間在籍したドイツ代表マリオゴメスの、フィオレンティーナへの移籍が決まった。10-11にはリーグ得点王を獲得し、不動のレギュラーとして活躍してきたが、12-13シーズンには、移籍してきたマンジュキッチにスタメンを奪われた。しかし、途中出場においてもその優れた得点力を発揮し、バイエルンがCLを勝ちぬきつつリーグでも他を圧倒した力の一端を担った。また、昨季体制のラストマッチとなるドイツカップ決勝での物語として優れた活躍は以前も述べたところである。

基本的に「試合には入らずゴールだけを決める」という特徴ゆえに、監督がペップに交代した来季にはますます出番はないだろう。また、マンジュキッチだけでなくゲッツェもバイエルン入りしており、明らかにマリオが多すぎた。したがって移籍はやむを得ない。彼のイタリアでの活躍を期待したい。セリエの試合は、長友が出ているインテルの試合をたまに観るくらいだが、来季はもしかしたらさらに一人日本人も…。いずれにせよ、フィオレンティーナは昨季4位という高順位で終えている。マリオゴメスはセリエを盛り上げる人材となりうるだろう。

それとは逆に、チアゴ・アルカンタラがバルセロナからバイエルンに移籍してきた。監督の熱烈な希望であったことから、プレシーズンマッチの多くで起用されている。

プレシーズンマッチは多く行われたが、7/20.21に行われたテレコムカップ(4チームの大会である。30分ハーフという変則的な試合が行われる。)を取り上げよう。新体制で初のブンデス1部所属チーム同士の対戦となるので、プレシーズンマッチの中では比較的重要度が高めの試合となる。参加チームは、バイエルン、ハンブルガーSV、ボルシアMG、ドルトムントの4チーム。

バイエルンは、1戦目ハンブルガーSVを4-0で下した。そして、翌日ドルトムントを下したボルシアMGを5-1で制し、優勝している(意外にもバイエルンはこれがテレコムカップ初優勝だそうだ)。30分ハーフにおいてもこの得点力…。中日のない連戦であるにも関わらずこの得点力…。そして得点者に偏りがないところが恐ろしい。この大会においても、チアゴは中盤の底で効果的な動きを見せ、ボルシアMG戦では移籍後初ゴールを記録している。もっとも、アンカーでの起用は守備面で不評であるようだ。ただし、ミュラーがCF起用され、ラ―ムが中盤起用されるなどしており、フォーメーションは定まっていないようである。実際、ペップはボルシア戦の後半、チアゴのパスミスを見かね、クロースとその位置を入れ替えている。ちなみに、クロースの怪我でスタメンに舞い戻り、そのまま好調を維持しているロッベンは、ペップの就任が決まった際に退団濃厚と噂されていたが、新体制でも場所を得られそうだ。

そんなバイエルンであるが、7/27に行われたドイツ・スーパーカップでは、ドルトムントに敗れている(以前も述べた)。ここでもチアゴのアンカー起用は不評だった(あれ、やはりしつこくアンカー起用されているな…)。このドルトムントの勝利は、リーグ全体において良い結果であろう。ブンデスリーガをつまらないリーグにさせないためにも、対抗馬であるドルトムント(移籍についていえば、若手ドイツ代表のライトナーについて、契約を4年延長しつつシュトゥットガルトに2年間の期限付き移籍をさせた)とシャルケの活躍に期待したい。

★プレミアリーグ

また新たなベルギー代表がプレミア入りした。トゥエンテからシャドリがスパーズに移籍。スパーズについては以前も述べた。プレミアの移籍が大きく動くのは8月になるだろうか。

そして、マンチェスターユナイテッド・アーセナルが来日した。

ユナイテッドはマリノスとセレッソと対戦した(テレビ東京でサッカーを観たのは初めてかもしれない)。

スタジアムにおけるチャントについて「マンU」という略称を使用すべきでない(侮蔑的な意味が含まれている)という注意が周知されていたようだ。これは香川が加入したときにも周知の動きがあったが、それでもこの略称はなかなかなくならない。その理由はおそらく代替案がないことにあろう。大手メディアや選手が略称を名付けて固定されることを願いたい。例えば「マンユナ」というのもあり得るだろう。しかし強い違和感があることはできない。「マンU」に慣れており、また、マンチェスターシティは問題なくマンCであることも影響しているだろう。なんにせよ、早々に変更し、慣れるほかないだろう。

試合については、セレッソの南野くんが世界に見つかったことくらいが特筆すべき点だろう。素晴らしい動きをみせ、優れたゴールを決めた。試合中にTwitterでMinaminoと検索したら、賛辞の声が多くみられた。「Minamino - reckon that'll be a name to remember...」というのが印象的だった。

アーセナルはグランパスとレッズと対戦している。

試合は都内で中継されておらず、ハイライトしか見れていない。試合外では、アーセナルの錚々たる面々が日本を楽しんでいる様が動画や画像を通じて伝えられてきた。相撲を観戦したり、ノリノリで侍の格好をしたり(ポドルスキとメルテザッカー)、寿司職人となったり(アルテタとサニャ)と、興味深かった。日本を楽しんでもらえたことが単純に嬉しい。また、グランパス戦は、ベンゲルが名古屋に帰還してグランパスと対戦するというのも物語として優れていた(ベンゲルは95-96、96-97のシーズン途中までグランパスで監督をしていた。そのとき、選手として現グランパス監督のピクシーはベンゲルに指導されていた)。

とはいえ、アーセナルのアジアツアーで最も話題をさらったのは一人のベトナム人だった。彼は選手の乗ったバスに8キロも並走し、最後にはバスに招き入れられサインや写真撮影をするという栄誉を勝ち取っている。

「The Running Man - Arsenal Tour 2013」



素晴らしい映像。「Sign Him Up!」の合唱。

2013年7月28日日曜日

シャルケ(アルサッド戦)のこと

シャルケのメインスポンサーであるガスプロム主催による、アルサッドを招いた「グラシアス、ラウール!」と銘打たれた試合が日本時間の7月27日深夜に行われた。
アルサッドは現在ラウールが所属するカタールのチームであり、2010-11シーズンのACLの覇者でもある。2011年のクラブワールドカップ3位決定戦で、柏レイソルがPK戦で敗れてしまったあのチームである。ちなみに今季のJ2得点ランク2位の選手も所属している(6月までガンバ大阪にいたレアンドロである。今回の試合にも出場していた)。 試合前からTwitterで流れていたシャルケのメンバー表には、背番号7の選手が二人おり(マイヤー。そしてラウール!)、さらには今年5月に引退した元ドイツ代表DFメッツェルダーの名があり、ファンの興奮を煽っていた。メッツェルダーは長年たび重なる怪我に苦しみ、32歳の若さで引退を決断している。 試合はまず、前半3分にファルファンがPKを相手GKの逆をついて冷静に押し込んだ。続く8分に、ファルファンの右サイドからのクロスに、クレメンスがワンタッチでサライに送り、サライがワンタッチで見事ゴールに流し込んだ。後ろから来たボールをダイレクトで押し込むサライの技術に驚嘆させられた。さらに24分には、中央に位置したクレメンスが右サイドのファルファンにパスを送り、ファルファンがドリブルでしかけマイナスのパスを送る。それを相手DFが足にあて、こぼれたところをサライがつめて3点目が決まる。そして30分には、右サイドでフリーとなっていたファルファンに対するマティプからの正確なロングパス。これを受けたファルファンが高速ドリブルでゴールに向かい、浮かせたシュートでGKを交わし4点目。 後半にはGKを除く10人が交代し、ラウールがシャルケのユニを着てピッチに立った。フンテラールとのキックオフの場面に会場が沸いた。55分、フリーでPA内で受けたフンテラールがGKとの一対一を制し後半の1点目を奪取。58分には、バストスが右奥のスペースにノールックで出したパスを、走り込んで受けたゴレツカがクロスを上げる。ラウールが走り込んでいる。と思ったらそのままボールはゴールに吸い込まれた。ゴレツカの無邪気な笑顔から推測するに、クロスだったのだろう。59分、ラウールを中心とした崩しに、DFラインから猛然と走ってきたホーグランドがPA内で受け、中央のフンテラールにクロスを送り、フンテラールが押し込んだ。これで6点目が入った。 そして64分、内田がバストスに送り、バストスが速いクロスをファーに送る。高めとなったクロスを足でトラップしたドラクスラーが驚異的なボールタッチで3人を交わし、ラウールに送る。それをきっちりラウールが左足で決めた。ラウールらしいワンタッチゴール。讃えるようにドラクスラーを持ちあげるラウール。素晴らしい瞬間だった。最後に、69分、ラウールが自ら得たPKを決め9点目。子どもたちのもとへ駆け寄るラウール。素晴らしい瞬間だ。 68分にフンテラールとの交代でメッツェルダーが投入され、86分にはラウールとマックス・マイヤーという新旧7番の交代も見られた。 これ以上ないというくらい本当に素晴らしいお祭り試合になった。シャルケとしても、様々なゴールパターンが見られた。実戦とはいえないにせよ、とりわけゴレツカ、クレメンス、サライといった新戦力の能力が素晴らしく、前線の補強は少なくとも成功したと思われる。



ちなみに、同日ドイツ・スーパーカップが行われている。

これは、ブンデスリーガの優勝チームとDFBポカールの優勝チームが対戦する試合であり、日本でいうFUJI XEROX・スーパーカップにあたる(J1優勝チームと天皇杯優勝チームが対戦する)。

2011年にはシャルケがPK戦の末カップを獲得している(日本人についていえば、香川がフル出場し、内田はベンチで出場なしという試合であった)。

今回は、リーグもポカールもバイエルンが優勝しており、リーグ2位のドルトムントがバイエルンの対戦相手となっている(昨年はその逆でリーグ2位のバイエルンがドルトムントの対戦相手となり、バイエルンが2-1でドルトムントを下している)。シーズン後の移籍した選手が実戦で初めて見られることから、スーパーカップは毎年注目に値する試合となっている。


そして、ドルトムントがバイエルンを4-2で下した。

個人的な今季のドルトムントの注目選手はオーバメヤン。彼は、ドルトムント移籍後の練習において30m走でボルトを超える記録を出したそうだ。この試合でも足の速さだけは見せつけていた。ドルトムントサッカーにうまく組み込まれたら脅威になりそうだ。

オーバメヤンは、若くしてミランに保有され、レンタルのたらいまわしにあった後、ミランが手放した昨年サンテティエンヌで活躍し、この夏にドルトムントに獲得された選手。注目したい。ちなみにイタリア・フランス・カボンの代表を選べたようだが、彼はカボン代表を選んでいたらしい。今季、どうなるか、みてみよう

2013年7月25日木曜日

シャルケ(サウザンプトン戦)のこと

日本時間7月24日の深夜、シャルケはオーストリアのフィラッハでサウザンプトンとのテストマッチを行った。ユニフォームがいつもの青でも白でもなく緑色で若干の違和感を感じつつ眺めていた。試合内容に関しては、前半は動かずぐだぐだで、後半は相手のサウザンプトンがとにかく緩かった。とくに何かが分かる試合ではないように思えた(ちなみに吉田は怪我明けでベンチ外)。ゴレツカの8、アダムサライの28、そして後半から入ったクレメンスの11のそれぞれの背番号を、ユニフォームを着た姿で確認できたことだけが収穫だった。2対0でシャルケが勝利した。

初シャルケ記事なので、今回は出場した所属選手を紹介していこうと思う。

スタメンは、GKが元ドイツ代表の79年生まれ、ヒルデブランド。そして、DFが右から内田、カーン・アイハン、ヘーベデス、フクスだった。ヘーベデスは88年生まれのドイツ代表である。代表ではCBではなくSBとして出場することが多い。そして、注目すべきは、5歳の頃からシャルケでプレーしているユース上がりの10代のアイハンが出場した点であろう。来季はリーグ戦で使われるのかも見どころだ。そして、左SBはフクスである。昨季は、後半から若手のコラシナツにスタメンを奪われることが多かったフクス(Kolašinacの日本語読みは様々な表記が試みられたが、最近コラシナツに落ち着いたようだ。)。髭が似合うこのフクスは、左足の正確なキックをもっているので、FKを任されることが多い。

そして中盤の底が、新加入の若手ゴレツカ、そしてジョーンズ。右SHが右利きのバルネッタ、左SHが左利きのバストス。右SHにはファルファンがいるため、バルネッタは左に配されることが多い。しかし、今日の試合を観る限り、やはり右の方がやりやすそうに見えた。バルネッタは、レバークーゼン時代から「控えの中でのファーストチョイス」という位置につくことが多い。昨季はリーグ戦において、先発出場2試合ながら34試合中21試合もの試合に出場している(ちなみに内田は24試合出場し、すべて先発出場である)。バルネッタは器用であるがゆえ、さ内田が怪我の際にはSB起用までされたよう記憶している。そしてトップ下にはドラクスラー。ワントップにアダムサライがついた。

交代については、まず、後半開始時に、アイハン、ドラクスラー、バルネッタが、それぞれマティプ、クレメンス、フンテラールと交代している。その後、ジョーンズに代わりノイシュテッター、サライに代わり、プッキが入った。これらについても、特に示唆は得られなかったが、新加入選手がそれぞれのイメージ通りの動きをしていたように思える。新加入選手については以前も述べた

得点シーンを記録しておくと、1点目は内田のアーリークロスが起点となった。このロングボールを今季加入した若手クレメンスが押し込もうとするもGKにあたり、その跳ね返りをフンテラールが押し込んだ。先の日本代表の中国戦における柿谷、ユナイテッドのマリノス戦における香川にもそのようなシーンが見られたが、あえてトラップをせず、ボールの進む先を正確に読みながら、身体の入れ方で相手をかわしていくクレメンスの技術に痺れた。そして、2点目は、こぼれ球をマティプがニアに強く正確なシュートを決めるという意外なシーンも見られた。毎回その年齢を確認すると驚くのだが、まだ彼は21歳である。すっかりスタメンに定着している素晴らしい才能である(ドイツ代表を選べたが、カメルーン代表となっている)。

以下、一度使ってみたかった図を作ってみた。Football Tacticsというサイトで簡単につくることができる。5分ほどでできた。



★★★

ちなみに裏でやっていたバイエルンとバルサの試合も流していたが、完全にバイエルンがパスサッカー(いわば「バルサ的サッカー」)でバルサを翻弄していた。空間に出す長短のパスが面白いように決まる様は圧巻だった。白いシャツでたたずむペップの自然さも感じられた。左SHのリベリと昨季より一列高い右SHで出場したラームがいい動きを見せていたが、まさにそのリベリーのクロスをラームが頭で合わせ、前半のうちに得点している。後半は観ていない。

リーグに1強チームがいる場合には、直接対決よりも、格下に確実に勝っていくことが重要になるだろう。とはいえ、どこかの数チームがバイエルンを倒さない限り、優勝を阻止、ひいてはリーグをつまらなくすることを阻止できない。どうなるか、期待したい。また、ハビマルティネスがベンチにいたことが気にかかったということを残しておく。

2013年7月9日火曜日

トットナム入門のこと

先日行われたイベントで、プレミアですごいと感じる選手は誰かという質問に対し、香川真司はトットナム(「スパーズ」と呼ばれることの方が多い。以下「スパーズ」とする。)のボランチのデンベレと答えたという。特にこの話の裏はとっていないが、仮にこの発言の事実があったとすれば、なかなか興味深い。デンベレは昨季フルハムからスパーズへ移籍してきたベルギー代表の25歳の選手である。ポジションは、中盤の底の左側。左利きの選手である。日本代表でいう遠藤と同じポジションということになる(ピッチの左サイドにおいて、右利きの選手が効果的なパスを通すのは難しいといわれているが、遠藤はその卓越した技術で役割を果たしている。)。

11-12シーズンまでデンベレのポジションには、現在レアルマドリードに所属するモドリッチが配されていた。入れ替わるように加入したデンベレは、あのファンタスティックなモドリッチに見劣りすることなくその実力を発揮しスタメンに定着している。

香川真司とデンベレとの一度目の対戦は昨年9月、プレミアリーグ第6節であった。香川はこの試合でゴールを決めているが、試合としては2ー3で敗北している。スパーズとしてはアウェイ、オールドトラフォードにおける実に23年ぶりの勝利だったようだ。

そして直近では1月に対戦している。スパーズはこの試合で、4連勝中のユナイテッドに対し引き分けにもちこんでいる。しかも、シュート数でいえば、トットナムが25に対し、マンチェスターユナイテッドはわずか5にとどまっている。また、パス数をみてみると、デンベレが両チーム最多の55本中50本を成功させている。デンベレが圧倒的な存在感を示していたことが数字からも分かる。後半17分にルーニーと交代した香川はおよそその半分27本(25本成功)にとどまる(ちなみに香川がハットトリックを達成したノリッチ戦では、一方的な試合展開でもあったこともあるが香川は74本ものパスを行い67本成功させている)。もっとも、おそらくデンベレの最大の魅力は、むしろ数字には現れないところにあるといえる。それは、視野の広さと状況判断の良さだろう。的確に「嫌な場所」にパスを供給し続けるデンベレを、あるいは的確なポジショニングでボール奪取するデンベレを、香川は目の当たりにしたのではないだろうか。


★★★

以下、さほど詳しくない筆者によるスパーズ入門を若干記述したい。

スパーズというチームはここ4季、4位、5位、4位、5位と安定した成績を残している。スパーズといえば、ベイルの覚醒が昨季は取り上げられていた。ベイルはもともと左SBの選手であり、SBの実力者(守備面では不安視されつつ)として把握されてきた。例えば元イタリア代表SBのマルディーニは、今年のはじめに発表されたインタビューにおいて、注目している現代的なSBの選手としてベイルの名を挙げていた。マドリーへの移籍が噂された際にも、SBとして起用されるとも言われていた。そんなSBとしても優秀なベイルは、一列前のSHに配置され、その卓越した得点力を発揮していくこととなり、その後、昨季の活躍に至る。

若干の脱線。

コンバートは、ときに選手に劇的な変化をもたらし得る。例えば、都並監督のもとでボランチ起用され、それほど特別な選手ではなかった香川真司は、クルピ監督のもとでトップ下としてその才能を開花させたことは有名だ。また、ピルロはトップ下からボランチへ一列下げることによってその才能がさらに発揮された。すでに特別な選手であったピルロがさらに変身を残していたとは、人々を驚かせた。筆者は日本代表でいうなら、内田篤人のボランチ起用に興味を持っている。本人も関心がある旨の発言をしているところであるが、シャルケにおいては、いくつかの試合でチーム内でのボールタッチ数第1位を記録している、内田にボールがわたり彼が顔を上げることが攻撃のスイッチとなることも珍しくない。まさに代表でいう遠藤のように、彼が顔を上げると他の選手が走り出すのである。このような役割を担える彼がボランチで起用される試合を、いつか見てみたいものである。

話を戻そう。ベイルの他の注目選手を記したい。やはりチームを知っていくには、まず有名選手から入るのがよいだろう。それは例えば、サッカー自体への興味をもたらす際、Jリーグへの興味をもたらす際でも同様であろう。

先に述べたデンベレは、ボール奪取能力も素晴らしいが、ボールキープやドリブルも得意としていることから、一列前に置くことも有効であろう。以前のチームではそのように使われることもあったが、スパーズでは中盤の底に配置されている。怪我により長期離脱したサンドロが復帰し、また、先のコンフェデで印象的な活躍をみせたパウリーニョの加入が発表されていることから、デンベレのそのような一列前での起用が、来季見られるかもしれない。11-12では、モドリッチとパーカーがボランチのコンビであったが、12-13ではデンベレとサンドロが基本線である(今年のはじめにサンドロが離脱してからは、パーカーが入ることが多かった)。来シーズンはどのようなサッカーになるだろうか、期待したい。

CFにはデフォー(ゴール前でのキレが持ち味の身長低めのイングランド代表)とアデバヨール(フィジカルに優れた身長高めのトーゴ代表)がいる。デフォーが怪我で離脱しているときでさえ、アデバヨールが起用されずデンプシーが1トップを務めるなど、昨季はアデバヨールの勢いある姿は正直なところあまりみられていない。

また、右SHはレノンである。あのイングランド代表の足の速いレノンである。清武との交代以降、代表で松井が見られなくなったイメージをなんとなく持っているが、ベッカムとレノンもそのような関係にあったと記憶している。また、イングランド代表の選手でいえば、ウォーカーが右SBを務めている(現状では、代表においてはリバプールのグレン・ジョンソンの控えであるが、23歳と若く、そのスピードや豪快なドリブルは非常に興奮させるものがある)。などといったように、有名どころや若手のホープがいい感じに融合したチームだといえよう。

プレミアの他チームサポの方々からあまり嫌われることのない印象のある渋いチームとして、なんとも魅力的なスパーズである。

2013年7月6日土曜日

7/1~7/6のサッカーのこと

◆本田の移籍問題
ミラン副会長のガリアー二の先月末の発言は「ミランには攻撃的な選手がたくさんいる。本田に入る余地はないね」にとどまるものであった。しかし、7月4日には「本田?どうなるかみてみよう」と発言するに至っている。我々日本人は本田の移籍に関し幾多の一喜一憂を経験している。今回も予断を許さないが、進展は進展である。

「どうなるかみてみよう」というのは、移籍関係の話題において、受け手の想像力を執拗に喚起する言葉としてよく用いられるものだ。原文では「Honda? Vediamo...」と述べている。イタリア語の発音は英語とは異なり綴りと発音は固定されており、単語ごとに読み方が異なることはない。そして、ローマ字読みでそれっぽく発音すれば基本的には大きく間違うことはない。vediamoはべディアーモと発音する。英語でいうseeにあたる動詞である。ホンダ?ベディアーモ。

移籍関係でミランに関し覚えておくべき人物の名前は二つある。一つは、上記のガリアー二であり、もう一つが名誉会長のベルルスコーニである。そう、三期にわたりイタリアの首相を務めた人物がその男である。先月末に禁固7年の地裁判決がなされたことが記憶に新しいが、ガリアー二はこのベルルスコーニの傀儡であると言われている。この判決後においても、ガリアー二はミラン現監督であるアッレグリの続投につきベルルスコーニとの話し合いの場を持った。結果としてアッレグリ監督の続投が発表された。このように、ミランといえばこの二人の人物を把握すれば、話が見えやすくなるだろう。

現地の記者等から様々な情報が小出しにされつつも移籍がもたついている理由は、本田の現所属チームがその選手を手放さない手腕に長けたチームであることも当然その一つとなっている(移籍金設定の綱引きにおいて、非常に強気にでるチームである)が、以前述べたような経営に対するレギュレーションの影響も大きい。リーグにおいては、以前述べた通り、セリエAは経営破たんすると強制降格のペナルティがある。また、UEFAにより欧州のクラブには2011年6月からファイナンシャルフェアプレーも導入されており(具体的には、11~14の3シーズンで認められる累積赤字の額が決められており、これに違反するとCLやELの出場権が剥奪されるなどの大きいペナルティがある)、これも当然に適用される。このように移籍において慎重な動きを求める切実な背景がある。


★シャルケのこと
シャルケの移籍に関して覚えておく人物はヘルトというスポーツディレクターである。彼が移籍に関する責任者となっている。

先月末にはマインツのアダムサライのシャルケ入りが決定した(その影響か岡崎はマインツへ)。ワントップのセカンドチョイスのマリカは頼りなく、また、プッキは覚醒までに時間がかかりそうであり(今年3月のW杯予選でスペイン代表相手に得点してからは、シャルケでもいい動きを見せ、得点もしている)、アダムサライはフンテラールのバックアップの即戦力として期待できそうだ。

そして7月2日、かねてより噂されていたゴレツカのシャルケ入りも発表された。ドルトムントからの関心も噂されていたドイツの若き大器ゴレツカがシャルケ入りを決めた理由の一つは、転校せず高校を卒業できることだったそうだが、もう一つは、シャルケの若手育成に対する評価だったという。下部組織ではエジル、そしてノイアーを輩出しているが、昨期シャルケではトップチームで3人の10代が活躍している。一人はドイツフル代表にも選ばれているドラクスラーであり、ホルトビーの移籍もありトップ下での経験を積んでいる。そして、左SBではフクスの不調もあり、コラシナツがシーズン途中からスタメンに定着している。もう一人はマックス・マイヤーである。彼もドイツの将来を支える若き大器と言われている。このような環境が、彼がシャルケ入りを望んだ理由の一つとなったようだ。

なお、このほかにはライバルの黄色いチームからフェリペ・サンタナが移籍している。同じブラジル出身のバストスと仲が良いそうだ。そして、ケルンからクレメンスが移籍した。昨年末のドイツ杯(DFBポカール)のシュトゥットガルト戦では、走り込んでクロスをペナルティエリア前で受け、トラップでDFをかわし得点を決めていた。左右の足で強烈なミドルを決め、走り込んでワンタッチゴールを決め、FKも決めることができる。イスラエルで行われた先のU-21欧州選手権においてもホルトビー率いるドイツ代表として全試合に出場している(ロシアに勝利しているが、オランダとスペインに負けグループステージで敗退)。なお、U-21とあるが、これは予選開始時の年齢制限であり、本大会時には23歳以下の大会となっている。クレメンスは現在21歳である。


★ゲッツェの入団会見問題

ドルトムントからバイエルンに移籍したゲッツェの入団会見が7月2日に行われた。そこでゲッツェはクラブのスポンサーであるアディダス製のユニフォームを持ちカメラに笑顔を向けているが、その着用しているTシャツの胸には大きくNIKEと書かれていた。そして怒るアディダス。そして謝るバイエルン。

3冠を達成した昨期のバイエルンは圧巻であった。補強したダンテ(先のコンフェデのイタリア戦でダビドルイスの怪我により代わりに入りフレッジのシュートのこぼれ球を押しこんだブラジル代表の髪がもさもさしたDFである)、ハビ・マルティネス(先のコンフェデのイタリア戦でトーレスの代わりになぜかワントップの位置に入れられたスペイン代表のボランチである)、そしてマンジュキッチがことごとくあたりスタメンに定着し、マンジュキッチにスタメンを奪われたマリオゴメスは少ない時間でも結果を出し、クロースが怪我をすればミュラーがトップ下に入り右SHにスタメン復帰したロッベンは輝きを取り戻し、メンバー全員がそのクオリティを発揮した。ブンデスではほぼ控えメンバーで臨んだ試合においても大量得点をする本当に手のつけられないチームであった。そんなチームが最大のライバルであるドルトムントからゲッツェを獲得したわけである。

さっそく一つかましたわけだが、刻一刻とデーブスぺクター氏に似てくるゲッツェはバイエルンにおいてどのような輝きを見せるだろうか。

2013年6月30日日曜日

クラブ経営のこと

スペインリーグ3部にアルバセテというチームがある。アルバセテは、選手の給料の未払金を一定の期限までに支払わなければ降格のペナルティを受ける危機にあった。そこに現れたのは、バルセロナのイニエスタであった。彼は自費でその未払金を支払い、降格を免れさせたそうだ。イニエスタは当該チームの下部組織に所属していた。2011年から主要株主でもあり、株主としての考慮も働いたであろうが、自分を育てたチームを降格から守るするイニエスタはさすがである。

リーガといえば、今年の1月10日に破産手続開始の発表をしたデポルティーボのことが思い起こされる。スペインの不況もあり、レアルとバルサといういわゆる2強チーム以外の集客力は明確に衰えている。そのような状況において、デポルティーボは破産手続を開始するに至った。リーガには破産によるペナルティはなかったようだが、結局作シーズンを19位で終え、デポルティーボは降格するに至った。上記のアルバセテに適用されるレギュレーションとの違いは気になるが把握することができなかった。

これ対し、例えばセリエAでは、フィオレンティーナが破産により強制降格している(この場合もやはり、強制降格がなされる前から、主力選手を放出せざるを得ず、成績は低迷していた)。各リーグにより破産・再生手続開始に伴うレギュレーションは異なる。チームの強さや格といったものは、やはりチームの財政と大きく関連することから、財政についてのレギュレーションのリーグ間比較は興味深い。

★★★

財政についていえば、クラブの収入の内訳も各リーグにより大きく異なる。いずれのリーグにおいても、収入の大きな柱は放映権料、入場料、グッズ販売の3つである。

セリエAでは、テレビの放映権料がその収入の多くを占めている。6割が放映権料であり、観客収入は1割強にとどまる。また、グッズ販売も他リーグより少ない。これに対し、ブンデスは観客数が世界一であり、入場料やグッズ販売による収入が多い。プレミアは、そのいずれものバランスがとれており、世界で最も多く収入を得ているリーグとなっている。

ではリーガはどうであるか。

リーガといえば、放映権問題である。昨夜、アルバセテに関するニュースとともに、スペイン政府のスポーツ上級委員会の会長がリーガの緊縮財政政策を発表したとのニュースも報じられている。そこで同会長は、テレビ放映権に関する介入も強調している。

リーガは現在テレビ放映権につき、他のリーグが行っているような、一括でリーグが放映権料を集め各クラブに再配分するということを行っていない(よって現状では2強チームが放映権料を他のチームに比してかなり多く得ている。10-11シーズンのデータによると、バルセロナが25.3%、レアル・マドリーが24.1%。そしてリーガ3位のバレンシアにはたった6.5%の放映権があてられるのみである)。これについて会長は、14-15シーズンから一括管理を始めるという方針を示したという。

一括管理がもたらすものは、配分の公平性にとどまらず、放映権の売却もより見込めるようになるという効果も含まれる。現状ではそもそもの放映権料の総額はプレミアやセリエよりもかなり低い額となっている。一括管理を行えば、2強チームは減収となるが、リーグ全体にとっては増収となるだろう。

放映権の一括管理への動きを受け、レアルのペレス会長は、いち早く他の収益手段の確保に向け動いていると言われている。それは、ベルナベウを全面改修し、多目的施設として増収を図るという手だと言われている。CLのブンデス所属チーム同士の決勝も象徴的であったが(前年度も準決勝でレアル、バルサともに敗退しているが、1stレグでの4点差、3点差の試合は世界に衝撃を与えた)、財政面からもリーガは分かりやすく正念場を迎えている。

★★★

日本についてみると、例えば野球ではリーグごとに収益構造が大きく異なる。

セ・リーグは、放映権収入が主なものである。他方で、パ・リーグは、スタジアムを管理する権利をチームが有しており、スタジアム収入が多くを占めるという。具体的には、看板広告の収入はスタジアム収入の典型であるが、それに加え、ボールパークと称し遊園地や娯楽施設としての機能をスタジアムに担わせ収益を上げている。これは先のペレス会長の方針を想起させる。放映権収入からスタジアム収入へと経営戦略の重点が移行しようとしているのは、セ・リーグ型からパ・リーグ型への移行と言えるかもしれない。

★★★

また、政府や地方公共団体といった公共部門とスポーツとの関連も興味深い。例えば、日産スタジアムの指定管理者(公の施設の管理の権限が付与され、管理業務のみならず利用許可などの一定の行政処分も行うことができる)である横浜マリノスが抱える困難であるとか、町田ゼルビアに対し今年のはじめになされた住民監査請求(これ自体の妥当性は別として、市がクラブへ関与することから生じてしまう様々な問題の典型であろう)といったものについては、また機会があれば詳述したい。

入場料収入と地方公共団体について、セリエAのユベントスの例を残しておく。

ユヴェントスは、2011年9月にユヴェントス・スタジアムを設立しており、これにより入場料収入を3倍近く伸ばし、一気に欧州のトップ10に入っている。

何故これまで収入を増やせたかといえば、この新スタジアムが、クラブ自身が所有するスタジアムであるからだ。クラブによるスタジアム所有は、セリエで初となる。その他のクラブが使用するスタジアムは、自治体が所有するものであり、サッカー専用スタジアムではなく、陸上のトラックがあり観客席とピッチが遠いスタジアムがほとんどである。そして、入場料収入についても、スタジアムの所有者である地方公共団体に半分も流れていた(逆にいえば、ユヴェントススタジアムの設立により、市の収入が大幅に減っているともいえる。この流れが続けば、イタリアにおいてまた別の問題を残す余地もありそうだ)。

ユヴェントスは、かつてホームスタジアムとしていたデッレ・アルピ(スタジアム周辺土地を含む)を市との長年の協議の末、市から買い取ることに成功した。これにより、自前のサッカー専用スタジアムとして新スタジアムを設立し、入場料収入を増やすとともに、これまであった陸上トラックが除去された非常にピッチと観客の近いスタジアムを手に入れることとなった。また、この年に無敗優勝を達成し、試合における成功も、収入の増加に寄与していることも忘れてはならない。財政面、結果面でも劇的な改善をした良い例であろう。




2013年6月25日火曜日

Jリーグの集客のこと

国内組はなぜ代表に呼ばれないのか、という問題提起が大きく持ち上がっている。コンフェデ後にまたゼロから代表選手の選考をする、という話がある。そして、間近に迫る東アジア選手権。上記の問題提起が持ち上がるには十分な背景がある。
他方で、サッカーがいかにメンタルのスポーツであるか、ということもコンフェデで改めて浮き彫りになったといえるが、国内組と海外組の形式的な違いは、ここに関連しそうである。代表の主力である本田選手や内田選手は、「勝ち癖」という言葉を以前からよく用いており、今回も敗戦の理由としてこの言葉を提出している。「勝ち癖」というのは、当然、「世界レベルの試合における勝ち癖」を意味するであろう。イタリア戦で前半終了間際、ピルロがCKに急いで日本の準備が整わないうちにリスタートをし、デロッシのゴールが決まったあのシーン。給水をしていた遠藤選手と前田選手が象徴的に画面に映し出されていた。いずれも日本を代表する高い能力を持った二人だ。

Jリーグのレベルはどのようにしたら上がるのだろうか。素朴に考えてみようと思う。

まず、能力が高い選手を連れてきたり雇ったりするためには、お金が必要だ。Jリーグのチームの主な収入源は、スポンサー収入(広告料など)とサポーター収入(入場料、グッズ販売による収益など)だ。集客力を高めることが決定的に重要だということは感覚的に分かる。もしかしたら、身体能力の高い子どもが、他のスポーツではなくサッカーで一流になることを目指すようになる、ということも必要かもしれない。いずれにせよ、Jリーグへの関心、サッカーへの関心を高めることが必要そうだ。

ここで、「人々の価値観を変えよう」というアプローチがあり得るが、個人的には賛成できない。都民の多くが望んでいないことがデータとして明白に表れていたのに、「東京でオリンピックを開催することは善きことだ」という個人的な信念の下で、他人の価値観を変更しようとするのは、あまり褒められたことに見えなかったからだ。また、何事も、北風作戦よりは太陽作戦の方が上手くいくように思える。いずれにせよ、既存の価値観をもったまま、人々がJリーグに関心を持つようになる方法がないのかを考えていきたい。

スポーツの楽しみ方は、大きく分けて二つある。

まず、レベルの高さを楽しむという観点がある。しかし、明白により優れたリーグが海外にある以上、この観点からはJリーグへの関心がそれほど高まらないであろう。

次に、ストーリーを楽しむ、という観点がある。使えるとすればこの観点だろう。熱心なサッカーファンも、映画のように試合を楽しむことがあるだろう。それは試合の内側においてもそうであるし、背景的なものを含んだ物語である場合もあるだろう。ここ1ヶ月くらいのことで言えば、CLに優勝した後のドイツカップ決勝という現体制最後の試合でマリオゴメスが先発起用されたことや(しかも2点もとった!)、あるいはヴォルフスブルクに移籍したペリシッチがドルトムント相手に活躍した(2点もとった!)ことは、ストーリーとしてもぐっとくるものがあった。
駅伝や高校サッカーが比較的広い層に楽しまれている理由はこの点にあるだろう。レベルの高さという点では他の大会に劣るこれらが、広い層に受け入れられているのは、汗と涙のストーリーがあるからだ。前日から周到に各校の歴史的背景、因縁を伝える番組が組まれ、また、試合後のロッカールームの映像が流される。これらを知るからこそ、ぐっとくる。

Jリーグにおいても、これができないだろうか。

こういった発想は当然に生まれるものであり、例えば実際にいくつかの地方で、地元チームの応援番組が放送されている。しかし、多くの場合これらは深夜帯または早朝(セレッソなど)に放送されるものであり、今年の3月には、「グランパスTVプラス」という19年間続いたグランパスの応援番組が終了したことが話題となったように、こういった番組は熱心なファンをつなぎとめることには役立っても、新規のファンを獲得する役割を担うのは困難だといえそうだ。

では、どのような方法が考えられるか。次の機会に書ければと思う。

2013年6月22日土曜日

岡崎慎司のこと

ッカー少年がそのままの情熱で大人になったと思わせる風貌。小学校の頃、このような風貌の同級生が誰にでもいたはずだ。やはり、このような人物こそ世界で認められて欲しい。そして、ここにコンフェデという素晴らしい舞台がある。これに出られなかったことでほんの少しオシムさんに恨みを思ってしまうほど大事な大会である。

ブラジル戦では、1トップ起用。今年1月のヴォルフスブルク戦において、イビセビッチが出場停止の際、1トップ起用された岡崎はなにもできなかった(試合はジエゴにやられた。ユーべでは輝けず、マガトには外され、ブラジル代表としてはカカがいるため出場できず、という選手。ではあるが、非常に優れた選手だ。ブラジルはすごい)。その試合以来に見る岡崎のワントップ。やはり多くのことはできなかった。ファールをとるべく消極的に倒れこむシーンが多かった。 しかも、そのうちの多くは攻撃の正体がつかめない倒れ方であった。前田が入り右SHに移ってからは、守備面ではマルセロにうまく対応できていたように見えた。とはいえチーム全体のメンタルにおいて、もはやどうにもならなかったようだ。

しかし、イタリア戦。 ザキオカPK奪取。ザキオカターン。ザキオカルーレット。ザキオカピルロからのボール奪取。ザキオカダッシュ。ザキオカヘッド。…といった素晴らしい岡崎選手が見られた。長めのパス以外はほとんど成功していたように思えた。

昨シーズン終盤、シャルケ戦で自陣ゴールに長距離ドリブルをして、アシストを決めた男と、同一人物である。ドイツの方々も非常に驚いたことであろう。スペイン紙では「日本にはオリベルアトム(キャプテン翼)がいた」と評されたとか。彼は間違いなく世界をいくらか驚かせた。本当に嬉しい。今夜のメキシコ戦。非常にわくわくしている。 良い就活になってほしい。

サッカー好きにとって、サッカー選手は憧れの対象そのものである。 もはや代表ではレジェンド級の結果を残している岡崎選手は本当にかっこいい。代表戦のスタジアムで、自分のユニを着ているサポが少ないことを気にする岡崎選手。毛髪の量を気にして長髪にしていたと告白する岡崎選手。サッカー少年がそのままの情熱で大人になったと思わせる岡崎選手。ありのままの岡崎選手でがんばってください。

2013年6月3日月曜日

FIFAランクのこと

FIFAランクというと、「実際の強さとは関係がない」という評価が半ば反射的になされるのを目にする。勝ち点を基礎に試合の重要度や対戦相手の強さといった係数をかけて算出するものである以上、強さと無関係というのはさすがに暴論であろう。また、「こんな順位は意味がない」も同様であろう。FIFAランクを基準としてW杯本大会や予選の抽選のポッドが振り分けられる以上、順位自体は意味を持つ。もっとも、強さとの関係の程度等については批判の余地がある。これを検討するにあたっては、「手段は目的との関係で評価すべきだ」ということを念頭に入れておく必要がある。

こうして指摘されている部分に関しては、より納得のいく順位が現れることをFIFAも当然望んでおり、何度か改定を重ねて苦慮している。直近ではドイツW杯後の2006年7月12日に評価方法は改定されている。とりわけ直近4年のすべての国際Aマッチをポイントの対象にする変更は、対戦相手の強さごとの重み付けとあいまって、強豪国間での試合が多い上位国におけるランクをより正確なものとした。

この計算式にはFIFAも満足しているのか、改定後初の南アフリカでのW杯では、ポッド1決定の際に、グループリーグ抽選会前のFIFAランクの上から7カ国をそのまま採用しており、開催国+ランキング上位7位がそのままポッド1とされている(グループリーグでは、ポッド毎にA~Hの組に国を配置していく方式がとられている。つまり、同じポッドに入った他の強豪国とはグループリーグにおいて異なる組に入ることとなる)。もちろん地域の割り振り等を考慮した結果としてこれに落ち着いた可能性もあるが、いずれにせよFIFAランクはランク上位国に対しては重要な考慮要素として用いられている

以上の通り、FIFAランクは実際の強さと一定の関係があり、また、W杯予選や本大会の組み合わせのポッド分けにおいて実際的な意味を持つ。新しい計算式は、少なくともランク上位国は実際の強さを反映しているように思え、また、実際的な大きな意味を持つのも上位国に限られる(7位前後の国の国民であれば、制度への批判は切実な意味を持つだろう)。W杯の予選もまた、FIFAランクに基づき抽選の割り振りがなされるが、ランクが世界における立ち位置を示さないまでも、同じ予選地域における上下関係について実際の強さを反映していれば足りる。そうだとすると、問題のない計算式であるように思える。

他方で、FIFAのブラッター会長は、W杯のアジア枠を増やすべきだという趣旨の発言を今年の5月にしている。その根拠は、FIFAの収入はアジアが半分を占め、欧州の貢献度は2割以下だという点にあるとされている。ポッド分けにおいて同地域のチームが多くあたらないように工夫したり、考慮要素は表立って言及されるもの以外にも、実に様々あるだろう。その中で、試合結果を基に計算される考慮要素たるFIFAランクは、意外と好ましいものなのではないだろうか。

ちなみにFIFAランクの正式名称は「FIFA/Coca-Cola World Ranking 」である。過去4年の国際Aマッチを対象に計算する。計算式は以下の通りである。思われている以上に係数の値は実は多くの人の主観とマッチするのではないか。

◆マッチポイント
⇒(A)×(B)×(C)×(D)×100

・(A)
⇒勝ち点
⇒勝ち:3、引き分け:1、負け:0。PKのときは勝ち:2、負け:2。

・(B)
⇒試合の重要度
⇒親善試合等:1、大陸選手権予選、W杯予選:2.5、大陸選手権本大会、コンフェデ:3、W杯本大会:4

※「大陸選手権」とは、EURO、アフリカネイションズカップ、コパアメリカ、CONCACAFゴールドカップ、OFCネイションズカップ、アジアカップの6つの大会をいう。今月行われる東アジア選手権は「親善試合等」にあたり、係数は親善試合と同じ1である。

・(C)
⇒対戦国の強さ
⇒対戦時点でのFIFAランキングが適用される。1位:2、2位~149位:(200-対戦国のFIFAランク/100、150位以下:0.5

・(D)
⇒対戦国が所属する連盟の強さ
⇒UEFA: 1.0 CONMEBOL: 1.0 CONCACAF: 0.88 AFC: 0.86 CAF: 0.86 OFC: 0.85の定数をもとに、2国の定数の平均値を係数とする。

◆ランキングポイント
⇒4年を1年ずつ4つに区切り、直近の1年ごとに、上記で算出したマッチポイントの合計を計算し、試合数で割る(ただし、5試合以下のときは5で割る)
⇒そしてその4つの数値に、直近の1年のものには1、以下0.5、0.3、0.2をそれぞれ掛け、足し合わせる。